1/72 ガンシップ 製作記(1)
- ヤマモン
- 2020年3月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年4月9日
風の谷のナウシカに登場するメカ、ガンシップ。 風の谷の城でメンテナンス中という妄想設定で製作しました。城の内部に通じる回廊を下るとスクラップになったガンシップが、、。
バンダイ製のガンシップ。パッケージのイラスト奥のガンシップのバリエーションに興味をそそられますね。今回の製作のために3箱購入。

キットはシンプルで、全体のフォルムも良いのでディティールアップする方向性で製作しました。

劇中や原作でも翼を折りたたんでいるシーンが印象的なので、再現することに。ただ、劇中のように翼を縦に折りたたむと、ジオラマにした際にかなりの高さを必要するので、後ろに折りたたむように変更。まずは、モールドに沿って主翼をカット。その際、主脚がちょうどカットされる位置にくるので、主脚を内側に移動する改造が必要になりました。これが結構面倒だったんですが、、、。

背中の部分やメンテナンスハッチ部分などを開口し、雰囲気を確認。写真のガンシップは検討用なので、完成時にはお城内のスクラップとなりました、、。
キットは1/72スケールなのですが、タミヤやハセガワの航空機のスケールモデルと比べるとフィギュアのサイズがかなり大きいので、スケールモデルのキットに合わせます。フィギュアはハセガワのフィギュアセットから流用し、コクピット周りのパーツはタミヤのゼロ戦から流用。MMの武器セットなどからも拝借してます。前後のコクピットはLEDと光ファイバーで電飾しました。

風防ガラスはクリアパーツの厚みと歪みが気になるので、プラ板から製作。


でっち上げのエンジンは同じくゼロ戦のパーツを使ってます。ガンシップの特徴的な背中の4つのコブの意味を持たせるために、排気パイプ?がコブの位置になるように調整。適当なディティールを追加してます。


主脚やお尻のタイヤもディーティールアップ。


ガンシップの主翼にはエンジンノズルが付いていて、フラップで揚力や推力をコントロールしているみたいだけど、キットはそのあたりの再現度がおざなりなので、フラップをスクラッチして、エンジンノズルを追加します。エンジンノズルは戦車の履帯パーツを流用。フラップは完成後もノズルが見えるように稼働できます。
それから、エアブレーキが欲しかったので、主翼上面のエンジン手前の部分を0.5mm程度削り込んでプラ板で製作するエアブレーキパーツが収まるようにしました。



このキットはアニメモデルなので、どうしても筋彫りが太く、深くなっています。そこで、パーツ全体を一皮剥くように削って、モールドが浅くなるように調整しました。また、パネルラインを追加し、リベットは0.3mmドリルで追加しました。最初はピンバイスで頑張ってましたが、精度は出にくいし、疲れるので、少しお高めの精度の高いリューターを導入、、。ホント、買って良かった。
また、パーツの淵などは、航空機らしく薄く加工しています。
本体の工作はこんな感じです。
素晴らしいですね~。
これはもう芸術の領域ですね~。
感嘆!