top of page

ひそねとまそたん 製作記(2)

  • 執筆者の写真: ヤマモン
    ヤマモン
  • 2020年4月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年4月16日

1/20スケールとなった事で、マシーネンの世界感で製作することになった「ひそねとまそたん」。次は「まそたん」」の製作です。

これまで、乗り物系のマシーネンは作ったことなかったんですが、フンメルのキットを買って仮組みしてみると、やはりそれなりに手がかかるキットでした、、。まあ、作る側の裁量で色々と遊べる余地がたくさんあるって事ですよ。(前向き)

ただ、このまま組んでも「まそたん」には見えないので、ドラゴンらしさを付け加えないといけません。アニメの「まそたん」はどこか可愛らしい感じなのですが、マシーネンの世界なのでもう少しハードに、リアルな感じにする事に。 ドラゴンをスクラッチする方法も考えましたが、ちょっとやる気が失せそうなので、恐竜フィギュアを流用することにして、アマゾンで物色。ちょうど良さそうなものを一か八かで購入したんですが、丁度良いサイズで一安心。(2千円くらいしてる)

買ったばかりだけど躊躇せず切断して、フンメルに組み込んでシミュレーションしてみると、なんだかいけそうな感じです。


となると次は恐竜フィギュアの複製作業です。フィギュアはPVC製っぽい素材なので、重いし、加工や塗装には向いてません。シリコンで型取り、レジンに置き換えます。でも、油粘土の匂いは苦手だし、シリコンが固まるのには時間がかかるし、、ああ、面倒くさい、、。。 でも以前、チェルノアルファのビネットを作った時にカイジュウのフィギュアの複製を経験してたので、スムーズに完了。といっても3日くらいかかってますが、、。




複製が終わったら「まそたん」らしさを追加していきます。目の位置を前よりにし、耳っぽいものをエポパテで追加します。目は塗料の攪拌用金属ボールを使用。あと、歯の部分はどうしても複製時に欠けるので、シアノンを盛って復元します。目のサイズを大きくしたのでリアルだけどちょっと可愛い、優しい感じになりました。



「まそたん」の本体となるフンメルは、ディティールアップの方向で製作します。まずは「まそたん」の頭付近から。トランスフォーマーのように、装甲がスライドして中身が出るイメージなので、装甲をモールドに沿って分割します。航空機の設定なので、目に触れる箇所は装甲の淵を薄くしてます。装甲の内側が見える箇所は、適当にディティールを追加します。



頭頂の透明パーツは、センサーカバー部分を慎重に切り抜き、適当なゴチャメカを追加。メインセンサーだけLED発光するようにしました。こういった「まそたん」の頭周辺のパーツは後工程やメンテナンスを考え、磁石で固定するようにしています。

体の部分もがっつりディティールを追加します。両翼の穴の部分は排熱口という設定にして戦車キットのフィンを使用。モールドで再現されていた、ディディールは、削り取って真鍮線で再現。お尻のエンジン周辺も気になる部分に手を入れてます。下部の各バーニアは駆動にはシリンダーが必要だと考えて追加。パイピングやボルトの追加など、あんまり見えなくなっちゃうけど手を抜かずに頑張りました。




電飾好きモデラーとしては、バーニアの電飾は必須ですw。キットのバーニアはフィン状のモールドのパーツがバーニア内に再現されているので、このフィンを活かすことに。このパーツをやすりで薄くして、LEDの光が透過するようにしています。LEDは5mm砲弾型を使用。あと、本体の電飾は、左右の航行灯と主脚部分のライトで完了です。電飾のメンテナンスを考慮して、本体上下を磁石で固定しています。  、、と書くのは簡単なんですが、遮光や後はめ工程の検討など、地味に時間を取られる作業です、、。バーニアもモナカなので横縞モールドの復元も地味に面倒。5つもあるので、そこそこモチベーションが削られます、、。



次回はジオラマベースの製作です。


 
 
 

Comments


©2020 by ヤマモン。Wix.com で作成されました。

bottom of page