ひそねとまそたん 製作記(3)
- ヤマモン
- 2020年4月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年5月22日
ジオラマベースの製作です。僕の作品は、購入しやすい市販の台座を使用していることもあって、ある程度決まったサイズで製作しています。今回も、前回のガンシップと同じ、15x15cmで製作。
最初にレイアウトを検討するのですが、自らの作品を照らす照明を設置するために、高さのあるものが必要となるので、ハンガー内にエレベーターをレイアウトし、そこに照明を設置することにしました。出動のためにエレベーターから降りてくる「ひそね」という設定です。
エレベータの通路、昇降台には天然木を使用しています。手すりは真鍮線です。照明もプラ材で製作するのですが、完成時に証明の角度や位置を調整できるように可動式にしました。各照明にはチップLEDを2つずつ入れてます。

昇降台の操作パネルにもLEDを入れて光るようにしました。これは、「ひそね」の顔を下から照らしたかったという理由です。

あと、上部のエレベーター通路の下には緑色のLEDを配置して、全体の電球色とは違った色の光を混ぜています。絵画でも画面の端にちょっと外した色味を加えることがあるんですが、模型の照明でも似たような効果があると思ってます。

床は大きめのパネルがタイル状に敷いてあるイメージなんですが、実際にプラ板をタイル状に貼っています。あえてパネルラインを筋彫りにしないのは、人の作る構造物の揺らぎみないなものを再現しようという試みです。プラ材をタイル状にカット時、それを貼る時、どうしても発生してしますズレみたいなのがリアル感を出してくれるのではないかと思ってます。 ベースの下の土台部分は、僕の作品ではよく登場する回転式台座になってます。自宅でも展示会でも、作品を360度から眺めたいのがその理由。DCジャックのオスピンがそのまま回転軸となって作品に電気を供給する仕組みになってます。
ベースも形になってきたので、次は小物の製作です。
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